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2024年6月4日

ゴミ削減

こんにちは。住宅事業部の佐藤です。

以前ブログでご紹介しましたが、
いよいよ今月から電気代の補助金が
終了となります。

プラスして再エネ賦課金の値上げもあり
今月から電気料金17.5%アップです!
※前年6月比

1996年以降で最も高くなるようですね。


出典:Yahoo!ニュース

少ないエネルギーで暮らせる住宅の
必要性がどんどん増してきています。

そうした住宅は電気代が下がるうえに、
快適性、健康性、建物の高寿命化…
それ他にも良いことがたくさんです。

建築費が上がる中でどう建てるのか、
しっかり優先度を考えていきましょう!

 


さて、本日はゴミ削減について。

住宅を建てる時にもゴミが出ますが、
壊す時にもゴミが大量に出ます。

建てる時には、部材の余りが出ないように、
使えるものは再利用等の工夫をしながら
ゴミを減らす工夫はできますが、
減らせる量はそこまで多くありません。

一方、住宅を35年で解体する場合と、
70年で解体する場合では、
ゴミの量が大きく変わります!

長く使うことが、
ゴミを減らすために有効だということは
皆さんご存じかと思います。

では住宅は何年程で
壊されているのでしょうか?


出典:国土交通省「我が国の住宅ストックをめぐる状況について」

上記は国土交通省から発表されている
滅失住宅の平均築後年数です。

これは、解体された建物のみの
平均築後年数となっており、
使われている建物は集計されていません。

このデータによれば、
日本は32.1年となっており、
アメリカやイギリスの半分以下の年数で
壊されてしまっています。

住宅寿命が短ければ、
ゴミが増えるのは当然ですが、
経済的負担も増えます。

35年毎に建て替える場合と
70年毎に建て替える場合では
どちらが経済的かは一目瞭然ですね。

 

さらに、現在の日本には空き家問題があります。

現在の空き家は900万戸以上。
壊されていないだけで
大量の使われていない住宅があります。

空き家となっても維持管理には
お金が掛かり経済的負担に。

解体するにも数百万円はかかります。

その経済的負担は、建てた人ではなく
子や孫世代にに来ることも…

 

建てる時にそんな先のことなんて…
と思うかもしれませんが、

・日々の光熱費があまりかからない
・家中快適
・健康でいれる
・地震に強い
・メンテナンスしやすい

そんな家が将来も必要とされますし、
物理的に建物も長持ちします。

せっかく建てるのであれば、
暮らしの質も上がり、次の世代も住み継げる、
そんな長持ちする家にしてみませんか?

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