寒さ再び
こんにちは。住宅事業部の佐藤です。
一昨日までの暖かさが嘘のように
大雪となった今朝の山形市。
皆さまも朝から雪かきに
追われたのではないでしょうか?
このように寒暖差が大きい時こそ
高断熱住宅の力が発揮されます。
2/15~2/21までの1週間の我が家の
室温と湿度、山形市の気温を
グラフにまとめてみました。
↓↓↓
細かくて見にくいのですが、
オレンジの線が室温、青の線が湿度、
黄色の線が山形市の気温になります。
グラフ左の数字が温度、
グラフ右の数字が湿度です。
オレンジの室温は
ほとんど22~25℃の間にあります。
1度20℃に近づいているところがありますが、
エアコンを切っていたことを忘れていた為です。
我が家は国の断熱基準で上から2番目、
等級6をギリギリクリアできる
断熱性能の家になります。
予算が許せば、もう少し断熱したかったですが、
それでも10帖用程のエアコン1台で
家中このような環境を作ることができています。
ちなみに湿度計は、玄関に置いてますので
一般的には寒い場所かと思います。
高断熱住宅は玄関に入った瞬間から
やさしい暖かさに迎えられます。
上の室温を見て気づいた方も
いるかもしれませんが、
実はそこまで室温は高くありません。
高断熱住宅は暖かいというより、
「寒くない」「何も感じない」に近い
室内環境になります。
住んでいるとそれが当たり前になりますが、
友人宅などにお邪魔した際は
申し訳ないですが、差を感じてしまいます。
↑やまがた省エネ健康住宅事例
断熱性能を上げるには
それなりのお金が掛かります。
しかし、設備や家の大きさなどに
お金を掛けた場合と違い、
ランニングコストを下げることができます。
ローンの支払いは増えますが、
電気代等が下がり、場合によっては
毎月の出費がそこまで変わらないかも
しれません。
どちらにしても、
建てる時に性能にお金を掛けた方が
トータルコストは抑えられます。
さらに、暖かい家に住んでいると
健康寿命が延びる研究結果も出ています。
2~3年健康寿命が延びただけでも
医療費はかなりの金額が変わるはずです。
もちろん家族の負担も。
交通事故で亡くなる方より
家のお風呂で亡くなる方が多いのは
以前のブログでも紹介しましたが、
健康と住宅の断熱性能の関係を研究している
近畿大学の岩前教授は、
「いってらっしゃい、気をつけて」
ではなく、
「お帰りなさい、気をつけて」
と言うべきだと呼びかけています。
健康に長生きできるように、
性能は最優先にお願いしたいと思います。
住んでいて、
寒さを感じにくい家は
いいですよ(^^)/