2024年2月6日
維持管理の重要性
こんにちは。住宅事業部の佐藤です。
住宅において、
定期的に維持管理をする場合と、
不具合が発生した時に修繕をする場合では、
どちらが経済的かご存知ですか?
少し前の資料にはなりますが、国土交通省から
維持管理の有無によるライフサイクルコストの
比較をした資料が出ています。
出典:国土交通省 中古住宅市場活性化ラウンドテーブル報告書
この資料によると、30年、60年と
いずれも定期的に維持管理をした場合の方が
費用が安くなっています。
とはいえ、Aパターンでも
定期的に大きな費用が掛かります。
その為、使う材料、特に外壁や屋根材は
たとえ初期費用が高くなったとしても
できるだけ維持管理にお金が
掛からないものを選ぶ方が経済的です。
外壁材等を選ぶ際は、メンテナンス周期や
メンテナンスコストの確認をしてみてください。
もちろん家が大きくなるほど、
維持管理に掛かるお金も増えますので、
その点もお忘れなく。
皆さんが乗っている車は、法定点検や
車検で毎年のように点検をしていますよね?
人生においてもっとも高額な買い物である
住宅も定期点検していますか?
車と違い法的な定めがなく、
後回しにしてしまう場合もあるかと思います。
維持管理によって、建物の寿命は延び、
経済的にもメリットがあります。
これは人間も同じですね。
大きな病気にかかる前に、定期健診をして
早期発見できれば、早く治りますし、
医療費も安くなります。
住まいも、我が子のように愛情をもって
維持管理をお願いします。