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2023年11月17日

住宅ローン減税が変わります

こんにちは。住宅事業部の佐藤です。

月初の3連休は半袖でアイスを食べていたのに
先週末からは冬用の上着が欲しくなり、
秋はどこへ行ったのかなと・・・

さて、本日のブログはタイトルの通り、
2024年1月から変わる住宅ローン減税について。
来年より省エネ性能によって、減税が受けられる
住宅ローンの借入限度額が変わります。

🏠住宅ローン減税とは
住宅ローンを借り入れて住宅の新築・取得又は
増改築等をした場合、年末のローン残高の
0.7%を所得税(一部、翌年の住民税)から
最大13年間控除する制度。

借入金額が4000万円の場合どうなるか説明します。
【認定長期優良住宅・認定低炭素住宅】
全額減税対象 

【ZEH水準省エネ住宅】
3500万円が対象( 500万円は対象外)

【省エネ基準適合住宅】
3000万円が対象(1000万円は対象外)

同じ借入額でも、性能が高い住宅を建てた方が
控除額が大きくなり、払っていた所得税が
多く戻ってきたり、翌年の住民税から控除が
受けられます。

また、住宅ローン減税以外にも性能を高める
ことにより使える補助金もございます。
2024年は子育て世帯・若者夫婦世帯による
高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や
住宅の省エネ改修等に対する支援として
子育てエコホーム支援事業が実施されます。

・子育てエコホーム支援事業の概要
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001708251.pdf


国は「いいものを作って、きちんと手入れして、
長く使う」社会を目指しており、今後は
中古住宅の価値も高まっていくことが考え
られます。欧米諸国では中古住宅の取引が
一般的であり、日本もそこに向かっています。
現在の日本は、下記のグラフの通り、欧米
諸国と比べて既存住宅の流通シェアが極端に
低いです。

作っては壊すを繰り返してきた日本。
これからはいいものを長く使う時代へ
変わっていく必要があります。



出典:国土交通省(既存住宅市場の活性化について)

長く使うためには建てる時が肝心です。
ネットには様々な情報があふれていますが、
何が「いいもの」なのかを正しく理解し、
目先のことだけでなく、長期的に物事を
考えることが必要です。
それが自分のため、子供のため、孫のため、
そして、カーボンニュートラルの実現へも
近づきます。

いいものを作るためにはそれなりのコストが
掛かりますが、減税や補助金等で国が
後押ししてくれている状況です。

私たちと一緒にいいものをつくり、
山形にいいものを残しましょう!

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