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2023年11月13日

少し小さくしてみませんか?

こんにちは。住宅事業部の佐藤です。

家づくりで忘れてはいけないのは予算。
ほとんどの方が一生に一度の家づくり。
もちろん理想があり、やりたいことが
たくさんあると思います。

私も自宅を建てた際は、やりたい事が
たくさんありましたが、予算の都合で
色々とあきらめていくしかありませんでした。
その作業はとても辛いものです。
しかし、人それぞれ予算には限りがあります。
予算の中でどれだけ満足いく家を作れるか。

そこで家を少し小さくしてみませんか?

山形県は全国的に見ても大きい家が多い県です。
下記のグラフを見てもらうと分かりますが、
国土交通省の調査では富山、福井に次ぐ
全国3番目(約40坪)の大きさです。
全国平均は約32坪です。
北海道の住宅が小さいのは意外でした。

↑引用:国土交通省 令和4年度住宅経済関連データ
https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html

 

家の価格は坪数により大きく変わります。
坪50万の家なら2坪小さくして100万円減額、
坪100万の家なら200万円の減額です。
もちろん水回りの設備は変わらない為、
純粋にそのまま減額にはなりませんが、
大きな減額になることは変わりありません。

少し小さな家にすることで多くの要望を
叶えられる可能性があるのです。
しかし、大きな家に憧れる方も多いかと。
そこで小さな家のメリット・デメリットを
挙げてみます。

 

小さな家のメリット

建築費を抑えられる
  面積を小さくすることで
  大きな減額が可能です。

土地の広さの制限が小さい
  家が小さければ、土地の選択肢も
  広がります。

メンテナンスコストを抑えられる
  外壁や屋根等の面積が小さくなる分、
  メンテナンスコストが下がります。

光熱費を抑えられる
  冷暖房する空間が小さくなれば、
  光熱費も下がります。

掃除が楽になる
  面積が減り、掃除が楽になります。

家族の距離が近づく
  自然と距離が近いので
  家族の一体感があります。

 

小さな家のデメリット

設計が難しい
  収納が少ない、家具が置けない等、
  生活に支障が出てはいけませんし、
  小さく感じさせない設計の工夫が必要です。

建築費を抑えられることで、その分材料を
こだわったり、断熱をこだわったり、外構に
費用をまわすこともできます。
家具や照明にお金を掛けることもできます。
結果として同じ予算でも質の高い家を
作ることができるのです。
逆に同じ予算で大きく建ててしまうと、
質を下げるしかなく、冬寒く夏暑い、
電気代も掛かる、修繕費も掛かる、見た目も
なんだか安っぽい、、、
そんな家になってしまいます。

同じ予算で建てるならどちらを選びますか?

また、小さく建てることで敷地にも余裕が
生まれます。そのスペースに少し植栽を
するだけでも家の完成度がグッと上がり、
さらに街並みにも緑が増え雰囲気が良く
なります。お隣さんの家と距離をあけること
もでき、日当たりや圧迫感にも配慮した
優しい家になります。

逆の立場であればそういった
気づかいがあるとうれしいと思います。

予算が無制限であれば、広い土地にお好きな
大きさの家を建てれます。しかし、お客様毎で
予算は異なりますが、必ず限りはあります。
限りある予算の中でより良い家を建てられるように
全力でお手伝いいたします。

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