2021年5月25日
気密測定について
せっかく家を建てるのだから、キチンと施工された隙間の少ない家にしたい。気密性が優れているということは、断熱材などが本来の性能通りの力を発揮して、より快適に過ごせることに繋がります。そこで設計施工の新築住宅では、基本全棟で気密測定を実施しております。
気密測定とは建物の隙間量を専用の機械で測る検査で、隙間相当面積=C値を測定するものです。この数値が小さければ小さいほど、気密性能が優れているということになります。
国としての統一基準があった1999年当時は、北海道や東北地方の一部ではC値=2.0c㎡/以下、その他の地域ではC値=5.0c㎡/㎡以下を目標にしていました。
やまがた健康住宅では現在、C値は2.0c㎡/㎡以下を基準として、1.0c㎡/㎡以下にすることを推奨しています。
https://www.pref.yamagata.jp/tatekkana/support/kenkou/standard.html
最近のお客様はインターネットや書籍などで知識を得てから面談されるケースが多いため『C値はどのくらいですか?』なんていう質問も増えてきました。
C値は実測値ですので『平均的には○○~○○くらいです。』とお答えしておりますが、大切なのは「自宅の性能をキチンと把握すること」と「隙間の少ない家を建てること」だと思っております。
気密の重要性に関しては日本住環境株式会社さんのホームページに分かりやすい解説がありました。
https://www.njkk.co.jp/blog/
せっかく家を建てるなら、キチンと施工された隙間の少ない家にしましょう‼ って話でした。